田舎僧侶の暮らし

けっこう長芋が好きな坊主のブログ

【読了記録】表紙が合掌!斬新!

 

2019年の小林秀雄賞を受賞されたということで、読んでみました。いや、読むのに大分覚悟いるで。

 

南直哉:『超越と実存』-無常をめぐる仏教史

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超越と実存 「無常」をめぐる仏教史

超越と実存 「無常」をめぐる仏教史

  • 作者:南直哉
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2018/01/26
  • メディア: 単行本
 

 

 

ちょっと!専門的すぎるぜ!南さん!

 

タイトルをみただけで、難しそうな本だなあとは思っていたよ。でも、小林秀雄賞というくらいだから、素人でも読みやすい易しい内容になっているのかなぁ~おもってたのよ。

 

 

 

ところがどっこい、読んでる途中で挫折しそうになったよ。いやぁ~読み応えあるね。

 

 

副題で、「仏教史の哲学」と書いているだけあって、まさにその通りだった。

 

 

釈迦がインドで始めた仏教。中国大陸を渡って、日本に輸入されてきたわけだが、日本に輸入されてきた時点で、釈迦が始めた仏教とは異なるものになっていた。

 

 

「仏教史を哲学」という副題なので、仏教史という。日本に仏教が入ってくる過程で、どのような人物達が関わり、その後に思想を残していったのか。著者の解釈を元に解説されている。

 

 

正直、仏教とは何?みたいな、スタンスで読むのはおすすめしない作品になっている。

 

 

ある程度、仏教の歴史や、その歴史の中で大いなる思想を残した有名どころの僧侶のことを知った上でなら、理解が進む本になっていると思う。

 

 

なにしろ日本の僧侶だけなら、百歩譲れるけど、中国の僧侶まで登場してくるから、誰が誰なんだか?て感じだけど、めっちゃくちゃ読みごたえはある。

 

 

 

読了後の達成感は半端ない。南さん半端ないって~

 

超越と実存 「無常」をめぐる仏教史

超越と実存 「無常」をめぐる仏教史

  • 作者:南直哉
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2018/01/26
  • メディア: 単行本