田舎僧侶の暮らし

けっこう長芋が好きな坊主のブログ

【また本を読んでしまった】錦繍

 

 

さっそく、『読書という荒野』のなかで出てきた作家さんの、本を読んでみました。

 

 

宮本輝:『錦繍』読了しました。

 

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錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)

錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)

  • 作者:宮本 輝
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1985/05/28
  • メディア: 文庫
 

「前略 蔵王のダリア園から、ドッコ沼へ登るゴンドラ・リフトの中で、まさかあなたと再会するなんて、本当に想像すら出来ないことでした」運命的な事件ゆえ愛し合いながらも離婚した2人が、紅葉に染まる蔵王で10年の歳月を隔て再会した。そして、女は男に宛てて1通の手紙を書きつづる。往復書簡が、それぞれの孤独を生きてきた男女の過去を埋め織りなす、愛と再生のロマン。

 

 

書簡体という形式?

 

 

物語が終始、手紙のやり取りとなっている小説は、今回が初めてでした!これを書簡体というのか否か、わかっておりません。

 

 

グーグル先生に聞けば、即わかるだろうけど、今はめんどくさいので、気が向いたころ調べます。

 

 

スマホではできないでしょう。

 

 

なぜ2人が離婚しなければならなかったのか、お互いの過去をそれぞれが埋め合わせていく所からはじまる。

 

 

 

 

そして、過去・現在・未来といった形で、手紙のやり取りが進行していく。

 

 

 

途中、手紙を書くのはこれが最後だと書いておきながらも、再び手紙を送ってしまうという状況もありながら・・・・・・・ポップにいうと、ラブレターの送り合いっこ。

 

 

 

離婚して以降、お互いがどのように生きてきたのか、どうして離婚しなければならなかったのか。

 

 

 

元夫婦が、離婚して以降お互いを知ることがなかった、空白の期間を埋めるように、手紙を通じてお互いの距離を縮めていく。

 

 

 

男と女って何歳になっても、わからないものなのねぇ~としみじみ思っちゃたりして。

 

 

書簡体という形式だから、2人が手紙を書いているという進行なんだけども、手紙の質がおしゃれね。そりゃ、小説だからね。と思うかもしれないけども、あんなおしゃれな文面LINEじゃ送れないぜ!

 

 

文じゃなくて、スタンプとかでも意思表示できる今の時代、すごく便利だけど、スマホでは表せれない味が、手紙にはあるかもなぁとか思ってみたり。

 

錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)

錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)

  • 作者:宮本 輝
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1985/05/28
  • メディア: 文庫