田舎僧侶の暮らし

けっこう長芋が好きな坊主のブログ

【また本を読んでしまった】切腹 日本人の責任の取り方

 

 

某大手チェーンの古本屋で、100円で売ってたから買っちゃいましたね。

 

 

山本博文:『切腹ー日本人の責任の取り方ー』

 

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切腹~日本人の責任の取り方~ (光文社新書)

切腹~日本人の責任の取り方~ (光文社新書)

  • 作者:山本 博文
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2013/12/20
  • メディア: Kindle版
 

 

 

ブラック企業どころじゃない。

 

 

 

いまの時代、仕事でミスしたら最悪解雇される。それも十分にしんどいんだけど、江戸時代までは、切腹することでミスの責任を取っていたなんてね、ブラック企業どころの話じゃないわよね。

 

 

ブラック企業が、かすんじまうで。

 

 

 

しかもそれが当たり前の社会だったんだから、そんな当時の社会から見たら今は相当ホワイトだろうね。

 

 

 

ミスまでいかない程のほんの些細な不注意でも、お殿様に切腹って言われたら、もちろん抗議なんてできない。切腹を命じられた人の親族でさえも、「切腹の処分にしてくれてありがとうございます」みたいな態度なんだってね。

 

 

 

あと、「喧嘩両成敗」ってよく聞くけど、あれ例えば、片方が喧嘩仕掛けて相手切り殺したりしちゃったら、自分も後で切腹しなきゃならないんだってね。

 

 

たとえそれが、10代前半の少年だったとしても・・・・・・・

 

 

 

切腹は美徳か?

 

 

切腹という形式自体には誇りというか威厳みたいなのが備わっていて、その価値観をみんなで共有しているみたいな感じらしい。

 

 

斬首刑じゃなくて、切腹にしてくれてありがとう的な受け取り方らしい。

 

 

おなじ首切りでも、扱いが切腹の方が格上なんだって。武士しか切腹できないから。

 

 

武家社会に生まれなくてよかったと思える一冊でした。

 

 

しかしまぁ、現代は現代で、働き過ぎて過労死という死に方もあるくらいだから、江戸の人はそれはそれで嫌だ!って思うのかなぁ~なんて、妄想してみたりして・・・

 

 

 

切腹~日本人の責任の取り方~ (光文社新書)

切腹~日本人の責任の取り方~ (光文社新書)

  • 作者:山本 博文
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2013/12/20
  • メディア: Kindle版