田舎僧侶の暮らし

けっこう長芋が好きな坊主のブログ

また本を読んでしまった!【スキャンダル】

 

 

 

遠藤周作作品です。ジャケ買いできるような表紙じゃないけど(失礼か!)著者が遠藤周作ならそうなるかという謎の納得のもと、買っちゃいました。

 

 

遠藤周作:『スキャンダル』

 

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スキャンダル(新潮文庫)

スキャンダル(新潮文庫)

  • 作者:遠藤周作
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2013/04/01
  • メディア: Kindle版
 

 

 

キリスト教作家の勝呂は自作の授賞式で、招待客の後ろに醜く卑しい顔をした、自分に酷似した男が立っているのに気が付いた。同じ頃、勝呂が歌舞伎町の覗き部屋や六本木のSMクラブに出入りしている、という醜聞が流れる。この醜聞を執拗に追うルポ・ライターに悩まされながら、もう一人の〈自分〉を探す勝呂が見たのは・・・・・ 

 

これは遠藤周作自身の話なのか?

 

この小説の主人公は、キリスト教作家という設定。

 

 

そして、この小説を書いた遠藤周作自身もキリスト教信者。

 

 

ってことは、自分を投影した作品になっているのかなぁ~という感じで読んでいったけれども、実話っぽいところもあれば、フィクションかなぁ~?という所もあり~の。

 

 

はじめから終わりまで、終始ミステリー感漂う作品になっていたけれど、犯人みたいな人物は特定されない。

 

 

物語の主人公のそっくりさんがいるのか?主人公が二重人格なのか?

 

 

どの解釈をとるかは、読んだ人自身が決めていいよ。というスタンスにみえたかな。

 

 

ただ、不思議な終わり方の小説だったなぁ~

 

 

 

あと、この本の表紙がなぜこんなに不気味な顔なのか、読み終わってからわかるような気がしたよ。

 

 

 

スキャンダル (新潮文庫)

スキャンダル (新潮文庫)

  • 作者:遠藤 周作
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1989/11
  • メディア: 文庫