田舎僧侶の暮らし

けっこう長芋が好きな坊主のブログ

【読了記録】斜陽/太宰治

 

 

これまた、太宰作品ぽく、暗~~い作品でした。

 

 

太宰治:『斜陽』読了しました。

 

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斜陽 (新潮文庫)

斜陽 (新潮文庫)

  • 作者:太宰 治
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2003/05
  • メディア: 文庫
 

 

 

 

「古い道徳とどこまでも争い、太陽のように生き」ていく一人の女。

結核で死んでゆく「日本で最後の貴婦人」のその母。

自分の体に流れる、貴族の血に反抗しながらも、戦い敗れて、宿命的な死を選ぶ弟。 

 

 

 

没落貴族の話。

 

 

 

貴族の地位から没落していく一家のお話。

 

 

 

母と仲のよい、かず子が主人公。

 

 

 

戦争にいった息子が気がかりな、母。

 

 

 

そんな息子が、戦争から運よく生きて帰ってくる。

 

 

それは喜ばしい出来事なはずなのに、そこから、一家は没落の歩を加速してゆくことになる。

 

 

 

かず子、その弟直治、それぞれのやり方で終戦後の現実と闘おうという意志は見えるのだが・・・・・・・

 

 

 

なかなか上手に生きていけないんだよなぁ~~

 

 

 

時折みせる貴族臭。

 

 

 

酒、女、男、愛人。その他もろもろ

 

 

 

太宰の小説には欠かせない要素が、盛りだくさん。

 

 

 

太宰が自殺する1年前に書かれた作品なんだってね。

 

 

 

斜陽 (新潮文庫)

斜陽 (新潮文庫)

  • 作者:太宰 治
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2003/05
  • メディア: 文庫