図書館の新刊コーナーにあったので、借りてきました。
読んでから気づいたけれど、著者は『コンビニ人間』書いた人なんだね!今度読んでみようと思いました。
村田沙耶香:『生命式』読了しました。
久しぶりの短編集
全部で12篇から構成されている短編集。
長編小説のように、本1冊でひとつのストーリではないから、今日はここまで読もう的な目標を立てやすいよね。
特に、疲れてる時なんか、きりよく読書ストップできるし。
タイトルにある生命式は、この本ひとつめの短編のタイトルにもなっている。
これが、最初の短編から飛ばしてくるんだ村田さん。独特な世界観。
現在の世間の常識では考えられないけれど、そんな未来もあり得そうだと、妙に想像できちゃう。
それと、本の表紙。読む前までは全然気にしてなかったのに、読み進めていくうちに、この本の世界観表紙に出してんだな。って気づいてきた。
12篇全て独特な世界観としか、自分の語彙力では言い表せない・・・・
けど、これからの未来を全く想像つかないようなことを描いているわけではなく、もしかしたらそんな未来もあるんじゃないか・・・と思わされる作品になっていました。
後味が悪い作品でもないし、かと言って明るい作品でもない。
こういうタイプの小説読んだの初めてかもしれないなぁ。
ただただ、う〜ん。って唸る感じ。
まとめ
初めて読む村田沙耶香作品でした。
ん〜独特な世界観。
想像したこともないような社会を、さも今あるかのように具体的に描いてるもんだから、想像できないけど、想像できちゃうみたいな。よくわかんない感情になりました。
12篇の短編で構成されているけど、読後は後味悪いわけでもなく、良いわけでもない感じ。う〜んって唸ることが多かったかな。
短編集だから、忙しい時とかでも、本を閉じるタイミングがきり良くてサクサク読めました。
他の村田沙耶香作品も読んでみたいな。